東日本大震災から6年・・・分った大事なこと

2011年3月11日の大震災とその前の東北大震災の両方を経験したおばあちゃんのお話がテレビで紹介されていました。 それらの震災のたびに大切な家族や親戚、家屋敷を失いました。言葉では表せない深い悲しみと絶望の時を経て、今、おばあちゃんは、精一杯、毎日毎日の生きてる時間を楽しく笑ってすごしています。そして、この笑顔が、周りの人を笑顔にさせているとのことです。 私は、この話を聞いて「人の出来る一番大きなこと」は、個々の人の中にあるのではなく、人と人との間にある「心」を和ませ、暖かくする笑顔を作ることだ、と確信しました。「このおばあちゃんは、人として出来る一番大きなことをやっている。」 「理由もなく寂しくなったり、悲しくなったりする」というのは、鬱傾向とされますが、それは、ある意味当たり前で、人は一人では生きてゆけなく、他人様に頼り頼られてしか生きてゆけない存在として宿命付けられているからのように思います。以前から、自分の心は、自分の中にあるのではなく、他の人との間にあるような気がしています。他者との(笑顔の)関係が、自分の心を(楽しく)作りあげるのだと思います。 ところで、私は、2度の大震災を経験し幸せを量産しているおばあちゃんのようになれるだろうか?「それ、無理っす!」とどこかで声が?

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